【更新日:2023.10.26】
本記事では、2024年報酬改定におけるデイサービスの入浴介助加算の情報をまとめています。情報が公開され次第、内容を更新していきます。
ぜひメールマガジン(最下部)をご登録の上、情報公開をお待ちください。
現在のデイサービスにおける入浴介助加算
入浴介助加算は、2021年の報酬改定で単位数の引き下げおよび新設がありました。現在は(Ⅰ)と(Ⅱ)に分かれ、以下のような算定要件となっています。
名称 | 入浴介助介助加算(Ⅰ) | 入浴介助加算(Ⅱ) |
単位 |
40単位/日 | 55単位/日 |
※(Ⅰ)(Ⅱ)の併算定不可 | ||
算定要件 | 入浴中の利用者の観察を含む介助を行う場合に算定 | ●医師、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、介護支援専門員等が利用者の居宅を訪問し、利用者の状態を踏まえて浴室における利用者の動作・浴室の環境を評価すること。 ●機能訓練指導員等が共同して、利用者の身体の状況や訪問により把握した利用者の居宅の浴室の環境等を踏まえた個別の入浴計画を作成すること。 ●入浴計画に基づき、個浴その他の利用者の居宅の状況に近い環境にて、入浴介助を行うこと。 |
※現在の口腔機能向上加算について、詳細は下記ページをご覧ください。
◆よくわかる入浴介助加算(Ⅰ)・(Ⅱ)
2024年報酬改定で入浴介助加算はどうなる?
具体的な審議は年末以降となりますが、入浴介助加算(Ⅰ)の要件に研修が加えられる案などが検討されています。
また課題として、「中重度の利用者は身体状況や居宅の設備の面から入浴介助加算(Ⅱ)になじまず、そのような方々が特殊浴槽や機械浴を使っている。手のかかる入浴をしている利用者の加算が減少している状況がある」「入浴介助加算(Ⅱ)の算定要件を満たすための人員確保が難しい」といったものが挙げられています。
詳細は以降の情報をお待ちください。
参考:社会保障審議会「通所介護・地域密着型通所介護・認知症対応型通所介護(改定の方向性)」
2024年報酬改定関連記事
◆通所介護(デイサービス)
◆個別機能訓練加算
◆口腔機能向上加算
◆ADL維持等加算
◆デイサービスの栄養加算
◆科学的介護情報システム(LIFE)
◆複合型新サービスの創設
◆財務諸表の公開義務化
報酬改定情報メールマガジン登録
報酬改定情報の記事更新をおこなった際にお知らせするメールマガジン(無料)です。
ぜひご登録いただき、情報更新をお待ちください。