※本ページの内容は、2021年3月までの個別機能訓練加算(Ⅱ)のご紹介です。
※令和3年度改定後の個別機能訓練加算につきましては、下記ページをご覧ください。
◆ よくわかる個別機能訓練加算(Ⅰ)イ・ロ
◆ よくわかる個別機能訓練加算(Ⅱ)<LIFE関連加算>
【通所介護・デイサービス】※2020年時点
個別機能訓練加算には「個別機能訓練加算Ⅰ」と「個別機能訓練加算Ⅱ」の2種類あり、それぞれに算定要件が定められています。近年、個別機能訓練加算ⅠとⅡの違いを正しく理解せずにサービス提供を行い、行政指導の対象となる・加算の取り下げや加算額の返還を求められる事業所が増えてきています。本ページで各算定要件を確認しましょう。詳細につきましては、各都道府県(市区町村)にお問い合わせ下さい。
1.実施する目的と趣旨
2.単位
3.人員配置
4.サービス提供の流れ(個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ共通)
5.個別機能訓練加算の算定や業務改善に―
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通所介護における個別機能訓練加算を算定する利用者については、住み慣れた地域での在宅生活を継続できるように、生活機能の維持または向上を目指して機能訓練を実施することが求められます。
個別機能訓練加算(Ⅱ)の訓練は、身体機能の向上を目的とするのではなく、①体の働きや精神の働きである「心身機能」②ADL・家事・職業能力や屋外歩行といった生活行為全般である「活動」③家庭や社会生活で役割を果たすことである「参加」といった生活機能の維持・向上を目的として機能訓練指導員が利用者に対して直接実施します。
1日あたり56単位
専従の機能訓練指導員を1名以上配置。
個別機能訓練加算Ⅰの人員配置要件が「常勤・専従」であるのに対して、個別機能訓練加算Ⅱは常勤・非常勤の別は問われません。また、配置時間に定めもありません。
機能訓練指導員の対象資格 |
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個別機能訓練サービスは、以下の流れでサービス提供を行います。
サービス提供の流れについては個別機能訓練加算Ⅰ・Ⅱ共通です。
(1)個別機能訓練開始時におけるニーズ把握・情報収集を行う |
① 機能訓練指導員等が利用者の日常生活や人生の過ごし方についてのニーズを把握します。 (参考:興味関心チェックシート) ② 利用者の居宅へ訪問し、居宅での生活状況を確認します。 (参考:居宅訪問チェックシート) ■医師やケアマネジャーからの情報収集のポイント |
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(2)アセスメント・評価・計画の作成を行う |
(1)で把握した利用者のニーズと居宅での生活状況を参考に、多職種協働でアセスメントとそれに基づく評価を行い、個別機能訓練計画を作成します。計画の作成では、居宅サービス計画・通所介護計画および短期入所生活介護計画と連動し、これらの計画と整合性が保たれるような内容であることが重要です。
■通所介護計画への記載について |
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(3)利用者または家族への説明・同意を得る |
個別機能訓練計画の内容については、利用者又はその家族に分かりやすく説明を行い、同意を得ます。 その際、個別機能訓練計画の写しを交付します。 |
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(4)個別機能訓練の実施 |
機能訓練指導員等は、個別機能訓練計画の内容に沿った機能訓練を実施します。 |
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(5)3か月ごとに1回以上、訓練内容の見直し等を行う |
1~4までの課程は3か月ごとに1回以上、個別機能訓練計画の進捗状況等に応じ、利用者やその家族の同意を得た上で訓練内容の見直し等を行います。 なお、利用者の心身の状態変化等により、必要と認められる場合は速やかに見直しを行います。 |
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