デイサービスの機能訓練加算では、訓練の提供が算定要件に含まれています。
しかし、リハビリ専門職がいない事業所では、この訓練プログラムの作成や提供が難しく、算定を諦めている場合もあります。
そのような事業所におすすめなのが、【動画での訓練提供】です。
本記事では、動画での機能訓練提供とはどのようなものか、動画訓練のメリット・デメリット、実際の訓練動画も含めて解説していきます。
機能訓練加算は、日常生活の向上や機能回復を目的としたサービスの実施に対して取得できる加算です。
デイサービスの主な機能訓練加算は、以下の2つです。
- ・個別機能訓練加算
・口腔機能向上加算
これら2つは人員配置要件を満たした上で、計画書の作成・訓練提供・モニタリング(評価)などをおこなうことによって算定が可能です。
今回は訓練提供について取り上げます。
動画提供は、デイサービスにおける機能訓練の実施方法の一つです。
その他の方法には、「機能訓練指導員がマンツーマンで訓練実施」「機能訓練指導員が実演しながら集団で訓練実施(個別機能訓練加算の場合は5名程度の小集団)」などがあります。
【利用者側】
- 動きが一目でわかるため、わかりやすい
- 音に合わせて楽しく訓練できる
- (専門家監修の動画を使うことで)ADLの維持・改善に効果がある
【事業所側】
- 担当者や機能訓練指導員の経験・力量に左右されないため、訓練の質を保てる
- 仮に担当者や機能訓練指導員が退職となった場合でも、継続して機能訓練の提供が可能
- 実演は動画に任せ、スタッフは利用者様の横でサポートに当たることも可能
特に口腔機能向上加算を看護職員で算定する場合、訓練プログラムを看護職員が作成するのは大変です。
専門家や専門医監修の動画訓練を利用することで、効果のある訓練を提供できます。
- 動画を再生できるTVなどのモニターが必要
- (プログラム数が少ない場合)利用者に合った訓練がおこなえない可能性がある
・専門家や専門職が監修している訓練動画を利用する
効果のある機能訓練を提供することで、加算の算定が可能になります。
・複数の訓練プログラムがある動画を利用する
利用者の状況・状態に合った訓練を提供できるよう、複数のプログラムが入っている動画を使用しましょう。
参考:機能訓練加算サポートシステム「ACE」の場合・約400種類)
以下は、動画での機能訓練中の映像です。(音が出ます。音量にご注意ください。)
映像内では、カラオケ機器『FREE DAM』の動画コンテンツ「Let’s機能訓練」にて、個別機能訓練加算の訓練をおこなっています。
人気のごぼう先生が実演してくれるので、楽しく訓練をおこなえます。
機能訓練加算サポートシステム「ACE」は、動画内の動画プログラムと連携しています。
また、独自の動画プログラムもあります。(DVDによる再生)
実際の画面を使ってのデモンストレーションも承っております。
本記事では、デイサービスの機能訓練加算における動画提供について解説しました。
動画を活用することで、より簡単で安定的に、効果のある訓練を提供することが可能となります。
訓練の作成や提供がハードルとなっている場合は、動画での訓練提供も選択肢に入れてみるとよいでしょう。
加算の新規算定・効率化・LIFE対応は、機能訓練加算サポートシステム「ACE」にお任せください。
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